「宮司さんがいらっしゃらなくて欲しい神社のお札が手に入りません」「遠方の為、なかなか行くことがない」。そんなご相談を良く頂きます。遠方であっても運が良ければ、そちらの宮司さんの連絡先を教えて頂き直接交渉、お札を送って頂くことも可能ですし宮司さんが常勤されている社であればたいていは事情を話せば送って下さいます。
・・・・が。今の時代は「産土様が引っ越ししてて解らない」&「無人の社が多い」などの問題もあり、その時は迷わず”ご自身で神札を作ること”をお勧めしている店主です。お札つくりはどなたでも出来ます。ちなみに店主宅の神棚も手作りのお札が何枚か混ざっております。
厚紙や木を使って頂いても構いません。字が美しければそれが一番良いのですが(笑)自信がなくとも大丈夫。あなたが心を込めて作る、あなたがお祀りさせて頂く神札です。多少のことは神様も多目に見て下さるに違いありません。
和紙や紙のみでは薄すぎて強度に欠けます。なので、一番お薦めしている方法は”短歌用”の厚めの短冊をハサミで寸法に合わせて(約24cm×約7cm)そこに切り目が汚くならないように後ろより紙を巻くか、端にそって紙を貼りつける。または、字に自信のない方は薄い和紙でも構わないので「○○大神」「××神社」と納得いくまで墨で書かせて頂き、再度それを薄めの板に貼り付ける。・・・・・・これだと何度失敗しても一番出来が良かった文字をお札に出来ます。
「手作りでも良いのか?」
何も心配はございません。手作りだろうが、機械で大量生産されたものであろうが、その後からの祈りのまごころが一番大切だと考えています。最近は「かみしろ」を作って頂いた工場に頼んではじめより神札と同じサイズで作った「お札の三枚セット」を試作して貰っている最中、出来れば明日に写真をアップさせて頂きます。
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