杉の木セット製作秘話 ①

慌ただしい日々が続いておりますが皆さん、お元気ですか?

「かみしろ」に似合う、インテリアにもなる神具を開発したい。

最初の自分の目標はここに置きました。そこで一番、店主の中でヒットしたのが、「杉の木」ですね。ご存じの方も多いかと思いますが、当店が扱っている「玉石」をはじめ最近販売を開始した「コンパクト供物入れ」、そしてもうすぐ出来上がる「杉の木のご神鏡」、すべて焼き杉で統一感を持たせてあります。もともと宮形(神棚)は、檜・杉・欅が良しとされその中の木を使って神具を作りたいなぁ~とぼんやりと考えておりました。そして加工は杉の木で作られたものが一番面白かったので、杉の木に決めました。

座布団型の玉石置きはすぐに決めたんですけどね!あの座布団、かわいいでしょ~!手前味噌になってしまいますが、店主は一目惚れしました(笑)ただ、その分やっかいだったのが・・・・・今回、新商品として出した、『コンパクト供物入れ』ですね。

まぁ、デザインをおこしては却下、おこしては却下の繰り返し。。。。。

「こりゃ、いいな!」と思っても薬味入れにしか見えない(笑)

凝れば凝るほど、場所を取ってしまう、全然コンパクトじゃない。

焼き杉の特徴の一つ、凹凸に塩と米が挟まってしまう。

立体的にしたのはいいけど、皿と軸の接着強度が心配・・・・・

・・・・・いや~本当に苦労しました(汗)普段、自分達がいろんな商品を見て、「これいいね~」「これはちょっとねぇ・・・」と言うのはすごく簡単で店主は良くあぁでもない、こうでもないと平気で口にする方なんですが、これがゼロから作るとなるとですね・・・・・・。もう、職人さん達に脱帽です、ショップや買い物に行って品物をみる目が確実に変わりました(笑)まぁ、手間が掛かった分だけやっぱりかわいいという表現はどうかと思いますが、想い出が詰まってて情が移っちゃってるんですけどね。

それをしばらく使ってみて、何度か洗って状態をチェックする。

特に供物入れは直接、塩や米を載せる分、水で洗浄する機会も多いでしょうからその辺りをしっかりチェックしとかないと元々は木製品に水はご法度ですからね~塗ってある塗料で一番の心配の種もなんなくパスできました。

つづく。

コメント

己亥 ママ :

kamidanayaさんへ

今晩は!kamidanayaさん新製品をチェックしました。かわいい!なるほど…そうだったのね~
見た瞬間にあまりの可愛らしさに笑いました。
展示会で購入出来るのかしら?
盛り塩を三角に出来るスプーンがあればいいな~ま、まさかオマケになっているとか…(笑)
実物が楽しみですよ~

金シャチ :

店主様

 写真!見ました!!

 『おお!!こうくる???ひぇ~!』

 私の想像も、妄想も遥かに超えていました。

 まずは、『びっくり!驚き!』ました。

 焼き杉シリーズですネ・・・

kamidanaya :

己亥 ママ様
こんにちは。コメントありがとうございます。かわいいですか?ありがとうございます、きっと製作に関わってくれた方も、職人さん達も喜ばれると思います(笑)「盛り塩スプーン」・・・・・いいですね、ちょっと検討してみますね!展示会には持って行きます、実物をじっくり観てやって下さい!

kamidanaya :

金シャチ様
ありがとうございます!本当は檜を狙ってたんですが加工が難しくてですね~。なかなか色も塗りにくいし、神棚と同じ白木に合わせる必要はないのかなぁ~と勝手に判断しました。あまり固く考えても面白味に欠けますしね(笑)次は、ご神鏡。これで杉の木シリーズは終わる・・・・かも知れませんし、続くかも知れません!店主もあまり良く解っていませんっ!(爆)

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