ご神鏡を交換する方法

以前から多数の質問を頂いておりましたので記事にさせて頂きます。

「新しいご神鏡をどうやって古いものと交換すればいいのか?」

これは店主の考えなので、参考になればありがたいですが・・・・・

知り合いの仏具店・神具店の方にお尋ねしましたが、皆さん頭をひねられるばかり、、、、要するに特別なルールはないと判断して、店主流の交換方法を参考までに書かせて頂きます。しかし、今まで扱っていた、心を込めていた道具を交換することとはどこか寂しく後ろめたい気がしない訳でもないですよね。

物には物への”心”が宿っています。最低限、大事にしたいという人の心です。

そこでこんな方法をお勧めします。

● 古いご神鏡の横に、新しいご神鏡を並べて置きます。

神様に向かって言挙げ。

「神々様のお蔭で日々健やかに過ごさせて頂いております。ささやかではございますが、いつも心から感謝をしております。この度は日々の感謝と重ねて、この度はより神様達に似合いそうな素晴らしいご神鏡をご用意させて頂きました。これからもより一層、心を引き締め感謝の心を忘れず精進していきたいと考えております。何卒、より一層のお見守り・お導きをよろしくお願い致します」

これで神様に対しても失礼になりませんよね?

そして、たくさんの想いがつまり今までのあなたを見守り続けて来てくれた鏡へ。

「今まで立派に勤めてくれてありがとう。あなたのお蔭で自分は日々、自分を見直す、自分の心を反省する機会に恵まれました。明日からより一層の信念を込めて、神々様に似合う新しいご神鏡を使わせて頂きます。その為に、今の古いご神鏡は神社へとお返しに上がろうと考えています。もしも、このご神鏡に”鏡の精”が宿っているのであれば一晩の内にどうぞ新しいご神鏡へとお移り下さい。そして、また明日より新しい神鏡より自分を見守って下さいね。」

● 一晩(以上)そのままで、次に神社に行く時にお戻しします

鏡の精なんているのか?と問われれば自分にも判りません。

これが絶対に必要なのか?と問われればそうではありません。

また店主自体、もう幾度と神棚・神具を変えてきましたが全部が全部、この方法を行った訳ではありません。つまり・・・・・やっぱり気持ちなんですね、その物への ”心” といいましょうか、想いといいましょうか。心=魂だと店主は勝手に解釈しております。職人さん達と触れ合う機会が多くなり、余計にそう意識するようになりました。

それから神棚を引き受ける・引き受けない、また神具も同様、引き受ける・引き受けない神社がそれぞれ違いますので、お返しに上がる際は必ず連絡をして確かめて下さいね。



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「ご神鏡1.5寸」
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コメント

しまけん :

ありがとうございます。
お陰さまで無事御神鏡の交換が完了しました。
いやぁ、この御神鏡は良いですね。
鏡そのものも良いですが、台座も非常に丁寧な作りです。
神棚の周辺が一層引き締まった感じがします。

御神鏡のみならず、常時身につけているもの(財布など)の買い替えの際にも有効かな、、とふと思いましたので言挙げの内容を変えて色々と応用したいと思います。

kamidanaya :

しまけん様
こんにちはしまけんさん。お褒めの言葉ありがとうございます!作って下さった宮師の方にも必ずお伝えさせて頂きます!!それから話は変わりますが、しまけんさんの次の神棚、自分が大切に保管させて頂く事にしましたよ(笑)交換の際は遠慮なくおっしゃって下さいね。絶対ですよ!

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