榊としば、ホンサカキとヒサカキ。榊としば、ホンサカキとヒサカキに関して、すごく質問は多いのです、いろいろ形や呼び方や使い道があっても基本的に木の種類は二種類、大きく別けて東京を境に南と北でその呼び名と使われ方が若干違う感じです。
よく東京で神棚設置に行ってた頃は、かなりいろんな花屋さんを回って、「榊(さかき)を下さい。」 と言っても、出てくるのは自分が思う榊(ホンサカキ)ではなく、ほんとどはシバ(ヒサカキ)でした。「あれ?これはシバじゃないですか?捜してるのは榊なんですが・・・・」 と言っても、花屋の方もキョトンとされて、「だから。これが榊(サカキ)ですよ~」 との返事が多い・・・・・。一般的に神棚に使われるのは常緑樹、一年中青々と葉を繁らせているのがポイントですね。葉が大きく縁が滑らかなのが、「榊(ホンサカキ)」・縁がギザギザなのが「しば(ヒサカキ)」です。
では神棚には「榊(ホンサカキ)」でないといけないのか・・・・・・?
そんな事はございません。そもそも、榊が育成しない地域では、その場所に生えていた常緑樹の葉(杉や椿の代用品)を使用しておりました。それを総称で、「サカキ」と呼んでいた。しかし、神棚にあげる榊と区別する必要が出てきた為、今までの榊を「ホンサカキ」として区別した訳ですね。(ちなみに九州ではシバ(ヒサカキ)は仏壇に使われる事が多いです)
また関東地方ではある宗教では「榊は”逆らう木”に転じるからお供えはシバで。」と教えられていると伺いました(やれやれ・・・・・)これも元をただせば、常緑樹であれば何でもいいんですけどね・・・・・榊とは本来、栄える木・神界、俗界の境目(さかいめ)をあらわず境木を語源とし、後付けされた名前ですから・・・・・そこから考えるに、やっぱりわざわざお金を払って生えてない、もしくは売ってない地域に取り寄せるよりも、常緑樹なら何でもいいと考えています。なかには花を好まれる神様だっていらっしゃいますしね。
シバでもいいのか?と聞かれたら、マサカキがない地域だとそれもあり。
正式なものをお供えさせて頂きたいという気持ちは素晴らしい。でも、何でも臨機応変さが大切だと思います。
お世話になっております。
先日頂きましたミニ神具、
届いた時には「小さい~」と思ったのですが、
我が家の小さな神札立てにはちょうど良いサイズでした。
実際に置いてみたらとても良いバランスで
大変気に入りました。
どうもありがとうございました。
…でも!榊(もしかしてシバ?)が余ってしまうのです。
お店で一束買ってきても、全部はとても入りきりません。
こういう場合はどうするのが一番良いでしょう?
捨てるなんてとんでもない!と、
今は入りきらない分は花瓶に入れて
とりあえずリビングの出窓に置いております。
まるでインテリアグリーンのようになってしまっています…。
madoka様
こんばんはmadokaさん。この度はミニ神具セットのお買い上げ、誠にありがとうございます!いつ交換の依頼が来るかなぁ~と思ってたんですが(笑)コメントを読んでホッとしました。シバはかわいい花瓶に入れて、トイレや他の場所にでも置いて頂いて結構ですよ~自分も新しい榊を買う時、まだ捨てるには勿体ない榊を一緒に使うか、多くなりすぎれば別の花瓶に入れて部屋のどこかに置かせて貰ってます(笑)