神棚の設置① 心構え

神棚の設置をする前に・・・まずは「心構え」のお話からはじめさせて頂きます。

最初の心構えとしては、「何の為に神棚を置きたいのか?」を自分自身に何度も確認しておくことが大事です。

神棚を置くことをあまり難しく考えて欲しくはないのですが、これから長いお付き合いになる神棚、どう心がけていくか、どう成長しあっていくのか、これから何度も振り返り、向きあう事になりますので最初の「目的」や「初心」が大切だと考えています。

「どう成長しあっていくのか?」

これは言い回しがおかしいかも知れませんが私は常々そう考えております。神棚は神様が鎮座されるただの木の箱ではございません。神棚は「自分と向き合う」「自分の心の表れ」とも言えるのです。

神棚を設置をさせて頂いたお宅にしばらく経って拝見させて頂くと・・・・神棚を一目見るだけで、大げさに言えばその方の心が解かります。

埃だらけで榊は枯れ、水やお酒も入ってない状態。反対に清潔感に溢れ、きちんと手入れが行き届き神棚自体が生き生きとされている方。

こちらが甲乙をつけさせて頂く訳ではございませんが、そこにはその方の生きる姿勢や、日常の生活の中で見えないものをいかに大切にしているのか、傍から見れば一目瞭然です。

普段は「神棚のお世話なんてとてもとても無理」とおっしゃっている方々も「見えないものを大切にする」という視点から見れば同じ事ですね。大切な基本です。

「心構え」

欲を言えば「自身の欲に対して無欲」となりましょうが(苦笑)

神様と共に歩きたいとお考えであれば少なからずやそこには「今以上に満たされたい」との思いがあるのが人間です。これは決して悪い事ではございません。そこに祈りやお願いするだけに頼らない「本人の努力」があればより良い人生を送って頂けると思いますし、その意味を含めて「共に成長する」との心構えをまずは一つ持って頂ければと思います。

ひとつ余計なことを申せば・・・店主自身、そうマメな方でもなく毎日やってるのは榊の水換えと水玉の水換えぐらいです・・・・・そう最初より難しく考えずともまずは好きなモノをより一層好きになる為の心の準備ぐらいが丁度良いと思います。


神棚の設置②-1 神棚の選び方(神棚の種類と形)

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