神棚の設置⑤ 設置の仕方

まずは場所の確認から。出来れば家の中で一番生活されている部屋がお薦めですね!昔の様に「大黒柱へ設置」という訳にはいきませんが清潔で綺麗な場所をまずは見つけて。

確認して頂きたい所は、設置は南向きに北の方角に置くか、東に向けて西の方角に置くか。

これが基本のルールです。

どちらにしても、家の間取りを基準とした方角・・・・よりも、置きたい部屋を決め、「その部屋の中での方角」で判断するのがよいでしょう。

中には、「北にも南にも置けません。どうしたら良いのでしょうか?」との質問も頂きましたが、これは店主からは何とも言えません。家の諸事情やご本人の都合もあることだと思いますので可能な限り本来の形に沿う祀り方で・・・とお答えさせて頂いております。

いずれまた別のページにて詳しく書きたいと思いますが(「神棚への祈り」参照)設置の際は祈られる時に必ず目線より高い位置にくるような場所にお願いします。

また、座って祈られる方には座った時に祈る視線より高くです。置かれる台は「神棚(棚板)を設置」、もしくは既存の台や本棚、タンスの上が考えられますが、まぁ棚板の場合は問題ないとして・・・・たとえば本棚やタンスの場合はしっかりと安定感があるものを前提として、その下が見苦しくない様に布を掛けたりなどの工夫をお願いします。

「お清め」
簡単で結構ですのでその場所や神棚自体のお清めをします。

洗面器やボールなどにお酒一合・水を同量程度・塩を一掴み入れて頂き、良くかき混ぜます。(以下、清明水)これは店主が地鎮祭や屋敷祓い、その方のお祓いをさせて頂いたりする時に使わせて貰っているものですが、この清明水に榊を浸し、さらに良く清明水を切っておく。そしてこれをお清めしたい場所に「ぺチ、ぺチ」と当てて邪気を払います。どなたでも簡単に出来ますので重宝しております。使い終わった榊は神棚には決してあげないように燃えるゴミにて処分してください。

「設置」
お清めが終わり、神棚(宮形)の戸を開いてまずは神々様にご鎮座して頂きます。お札の所でも軽く触れさせて頂いたのですが、直接息が掛らないように半紙などを口に挟んで納めるのが丁寧で好ましいですね。

本来は正式な神職の方に来て頂くといろいろと勉強にもなり、きちんとやってくれるか丁寧に指示して下さると思いますよ。また、素人玄人と関係なく、「自分でやってみたい!」という気持ちも大切だと考えております。

お清めが終わり、宮形を置いて、その中にお札を納める。

そこまでされたら次の図を参考にして神具並びに供物を設置してください。その後は魂入れと祈りに続きます。

<図>※準備中


神棚の設置⑥ 供物について

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コメント

長谷川 昌子 :

 一つ、良かったら教えていただければと、長谷川です。
 
  そもそも、神棚の向きは、何故、南、東向きとなるんでしょうか
 か?日本国民の全家庭で企業とかで、南、東向きに神棚を設置し、  その方向の先には何かあるんでしょうか?
 昔からの何か長~い言い伝えとかあるんでしょうか?
  よろしくお願いいたします_(._.)_
 

kamidanaya :

長谷川 昌子様

こんにちは長谷川さん。コメントありがとうございます!(ごめんなさい、何故かスパム認定されてて発見が遅くなりました(汗))

北は、昔から夜も昼も輝く、位置のかわらない北極星がある方向が神様がいらっしゃる方角ととらえ、また東は太陽が昇る方角という意味合いがあると伺ったことがあります。

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