荒神様にご神鏡は必要なのか？
この様な内容のご質問を頂きましたので、簡単にですが店主の見解を書かせて頂きます。
まず、ご神鏡ですが・・・・
これは「神棚の設置③ 必要な神具」で軽く書かせて頂いておりますのでここでは割愛させて頂きますが、必ずしも必要という事ではございません。神棚を置かれている方は解ると思うんですが（これも店主の勝手な独断ですが（汗））、やはり日々を見直す意義がある鏡、天照様を象徴される神具の一つ。扉の前に置いて頂くとかなり神棚全体が締まって店主的には好きですね。
では、これが荒神様となると・・・・・
その前に荒神様（こうじんさま）の説明を簡単に。一言で荒神様と言っても、その成り立ちのルーツがたくさんございます。仏教から習合された（遡ればインド）三宝荒神様。また古神道では御霊（祟り神）や神様の魂の荒い部分を荒魂（あらみたま）と称してこれを祀り上げる事によって守護神に変えてしまうという凄い技を持っておりまして、そこから「火の神」「竈の神」と混ざり、台所に祀られてある事もしばしば。・・・・本当に一神様だけを追っても、神道とは融合・分離の繰り返しで解りにくですよね・・・・。
独断と偏見で勝手な解釈ですが、「基本的には荒神様はご神鏡は必要ない」と思います。
それが台所にある場合のみ、ですね。「信仰」というより、「お札・護符」に近いものを感じてしまいます。あればあるに越したことがないんでしょうが、どうしても台所に神棚がある場合は礼儀としては最高ですが祈りを通すか否かとなった時には正座して手を合わせて・・・・がなかなか難しい気がします。あるに越した事はないですが、なければないでそれでいいのかなぁ。と、勝手な意見ですが参考にして頂ければ幸いです。
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昨日、店主様からのお手紙が届きました。直筆で書いてあり、とても有り難く思っています。パソコン時代の中で直筆と言うのは本当に心温まります。
ご神鏡は我が家の神棚にもあります…が、一昨年前くらいに神棚掃除をした時に濡れているタオルで拭いたら曇ってしまいました。いくら乾いたタオルで拭きなおしても曇ったままです(泣)
失礼な事に家の鏡を拭くイメージで『ハァ～』と息をかけて拭いてみたり…(反省)
…ってな訳で今度、ご神鏡を購入したいと思ってました。
それから、我が家では12月31日の夜と元旦から三日までの朝に御膳を供えます。ご飯、お吸い、刺身、漬物等です。神様用の茶碗も揃いのが無いので茶碗もあれば…とも思ってました。
銀ちゃん様
こんにちは銀ちゃんさん。この度は小冊子のお買い上げ、誠にありがとうございました！字が汚くてすみません・・・・あれ、曇るというより恐らく表面が酸化していくんですよね・・・なので、拭いても拭いても、曇ってしまう。何故、今まで日常の鏡が使われていなかったのかが不思議です。・・・が、手前味噌ですが、結構苦労しました。あの鏡は（汗）茶碗セットですね、検討してみます！ありがとうございます。