屋久杉一社 ②

つづき。

それは、倒れていてもなお息をして収縮を繰り返す。

土に還る前に人の手によって見出される原木。

そこより職人の手で新しく生まれ変わった、形を変えた杉は息吹を吹き込まれる。

そして・・・・それを手にした人間によって別の魂を込められる。倒木を形と変える技術も、そこに込められた人の祈りも受け継がれていく。やっぱりいいですね、神棚。この仕事を選んで正解だったと自分が常に確信できる瞬間です。モノには ”魂・人の想い” が宿ります。それは神棚に限らず、モノであれば何でもそう。昔の日本人はそれを九十九神・付喪神(つくもかみ)と表現していましたが、やはり同じ”モノ”でもお守りや神棚なんかはまた違った想い、純粋な思いがこもってそうで特に好きですね。

屋久杉は安土・桃山時代より、その良さが認められて重宝されているんですよ!

さらに江戸時代なんかは、島津藩自慢の特産品。

屋久島の杉の原生林に足を踏み入れれば、江戸時代に試し切り・・・・という言葉であってたかな?(苦笑)その木の質を確認する為に入れた斧の後さえ未だに残っているんです!!おそるべし、屋久杉の歴史・・・・・。

一体今までに、どんなものを見てどんな事を感じてきたのでしょう・・・・・

想像するだけでドキドキしてしまいます(笑)今、店主宅には塗装ありの屋久杉神棚が一基あるんですがジーッと眺めてますと何かを語りかけて来てくれそうで思わず耳をすませてしまう、、、、、ってか何も聴こえませんけどね(爆) もし購入して下さる方がいらっしゃれば、出来れば塗装なしがお勧めですね~塗装ありも埃がついた時の掃除がしやすくて悪くはないんですが、やっぱり本物志向には本物の屋久杉、それも塗装なしです!!

福岡の神棚屋さん 「屋久杉一社 塗装なし」

携帯の方はこちら→「屋久杉一社 塗装なし」

・・・・とか書いたら一気に塗装ありが売れなくなりそうですが(苦笑)

まぁ最近、バタバタとして神棚屋の事をボーッと考えてたフリをしていた店主にとって良い刺激となりました!

コメント

コメントはまだありません。

コメントする