「屋久杉の社を扱って欲しい。」
屋久杉自体に昔から興味はあったんですが、どこかで「神棚といえばやっぱり檜じゃない?」という固定観念の元、なかなか接する機会もなかったのですが・・・・・まずは福岡市内で屋久杉を扱っている業者2社、北九州で1社に問い合わせて見学&勉強をさせて頂きました。う~ん・・・・これはなかなか、奥が深い。話を聞けば聞くほど、まだ見ぬ屋久島にあこがれが膨れてしまって・・・・
「よし、こうなったら屋久島に行って直接、屋久杉とやらをみた方が早い!」
とさっそく新幹線&船に乗って屋久島まで行ったのが4月の中旬
→(屋久島への旅①)
ようやく販売に至りましたよ~!「屋久杉一社」 です!
携帯の方はこちら→「屋久杉一社」
当日は雨の屋久島と呼ばれる由来をぶっ飛ばして晴天の中、(台風の後でしたからね(苦笑))一時は中止か?と思いつつ、屋久島に上陸。Tシャツ一枚で過ごせるカラッとした快適さもさることながら、屋久島に生まれ30歳を過ぎた頃からもう三十年近く屋久杉を扱っている方に会わせて頂き、いろいろと貴重なお話を伺うことができました。プライベートの用事はほぼ、ここで終了です。さすがに自然の中で生と精を大切にされている方、話を伺うだけでも本当に時が止まったようで楽しかったです。
屋久島は、神棚での説明文にも書かせて貰っていますがほとんどが花崗岩で出来た島です。そこに積もった土壌は薄く、その上で育つ屋久杉(樹齢1000年以上の木を屋久杉と呼びます)は木目が細かく触って持ちあげただけで違いが解りますが、目が詰まっている分重たい。重量感がある。今までは檜にしか興味がなかった店主ですが、倒れた木から物となって生まれ変わるまで、(その方曰く、”精が宿るまで”)の過程をみると理屈抜きにじんわりと心に染みわたるものがありますね。
倒れてしまった屋久杉も死んでいる訳ではありません。
つづく。
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