オリジナル神棚の制作秘話 ②

つづき。

「せっかくのデザインを活かしたいんですが、何とかなりませんか・・・・」

「・・・う〜ん、、、、無理です。だったらこういう感じでいかがでしょう?」

「・・・う〜ん、、、、それやっちゃうと金額があがりませんか〜??」

「・・・う〜ん、、、、だったら、今のところこれしか出来ないんですけど〜」

このやり取りを×50回ぐらい繰り返し、ようやく縦のデザインで行く事が決まりました。。。。



しかし、ラインを縦にする大きなデメリットが一つ、、、そうなんです、次の強敵は 『強度』 でした。せっかくデザインも仕様もカッコ良くできあがったのに、これがモロく壊れやすいとかなり凹みますよね〜ましてやタダのインテリアと違って扱っているものが、神棚です。御札をそのまま置いて倒れると何か不吉な前触れじゃないかと神経質になられる人も多いぐらいデリケートなもの。

「では厚みをつけて、丈夫にしましょう!」

・・・・・ってことで終われば事は簡単だったんですが・・・・・・・・・・。

目指しているものは、「インテリア性が高く」「機能的で」「神様に失礼にならず」「出来るだけシンプル」なもの。ラインの厚みを増すと強度に問題は出てきませんが、神棚そのものが重たくなり、若干言葉は悪いのですが野暮ったくなるのだけは避けたかったですね。

で、さらに試行錯誤の繰り返し。。。。。。

アイディアにアイディアを重ね、ようやく大方の路線と形が出来上がりました。

つづく。

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