お守り宮(プチ神棚)制作秘話④ 扉、そして完成へ。

つづき。

「せっかく作ったけど、こういった扉なんかもいいんじゃないか?」

そういって頂いたのは職人さんからの提案でした。正直、製造量が少ないため販売価格が鬼のように上がってしまい、これではリーズナブルな金額では提供できない・・・・・・・そんな店主の悩みの中で、この言葉は大変にありがたかったです。あとは開閉式の扉の部分を削って金額を抑えるしか道は残っておりませんでしたからね・・・・・・



開閉式の扉をやめて、板に穴を空けるだけのシンプルな正面に。

それでも、穴のあけ方によっては金額がそう変わらず、これも何度も何度も穴を空けてもらい、気に入った形にするまでには相当時間がかかりました。

ようやく作品が完成するかと思った時に・・・・・・・


「せっかくのオリジナルだから、焼き印なんか入れてみたらかっこよくない??」


なんて、当店のシステムを担当してくれているものから別の提案が!!!・・・・・そして、すぐに調子にのって採用させてもらう店主!(笑)うん、ここまできたら妥協はしたくない、徹底的に自分の気に入ったものを作りたい。

本当はですね、単価をあげればもっと、もっと改良したかったのですが(できたら高欄(てすり)なんかもつけてみたかったり・・・・・)、そうすると一個につき金額が4000円近くアップするわけでして(汗)掃除も大変になりますので、それはさすがに泣く泣くあきらめました。

で、完成したのがこちらっ!!!!

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自己満足の塊ですが、これなら実用性もあって中に入れていただくものにも決して失礼がないようにと、かなり自信の作品になりましたっ!!!

うん、これならどこに出しても恥ずかしくない!

こうして、よやく完成したわけでございます。


いつかあなたの手元に置いていただき、大切に扱っていただけることを信じて・・・・・・

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