つづき。
昨日、ようやく実物が手元に届きましたオリジナル供物入れ。もう最高の仕上がりです!!
が、まだ販売には早すぎますのでまずは自分が使ってみてからの話です(笑)
数々の素材を取り寄せ、組み合わせ苦労しましたが一番苦労した点は 『使い易さ』 ですね。
鉄製は綺麗だけど重く、また塩を載せれば錆易くなります。
紙は加工には便利ですが高級感と耐久性が足りない。
焼き物、、、、も考えましたが、現存する陶器がシンプルで美しくオリジナルとは呼べない。
やはり今回も、「まずは木製だろう」と検討をつけ、西区にある工房3社にそれぞれのデザインとサンプルを依頼しました。その際、こちらの要望としては第一に、「神具としての品の良さ、神々様に失礼のないように」「便利さ」「耐久性」「今までの既存の形より離れたもの」と・・・・・・かなり無茶な提案にどの職人さんも苦笑いされていましたね(笑) 福岡市内、西区の糸島を合わせて職人さんや加工を協力して下さる会社は数多くございましたが、自分が最初に選ぶ基準とはこちらの想いを理解してくれ、なおかつ視えないものへの造詣が深い・・・・これは分野を問わず、やはりその方が行っている作業や仕事に誇りや真心がない方には良いものは作って貰えないという勝手な先入観がございまして。やはり最後の候補まで残ったのは、玉石に敷く 『杉の木の台座』 を作って下さった工房の方でした。
「オリジナル供物入れ 制作秘話 ③」 につづく。
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